もう1度行きたい江ノ島

今週のお題「好きな街」

 

 いつも私のつたない文章を読んで頂き本当にありがとうございます。読者になって頂いたり、☆☆☆を頂いたり、とても嬉しいです。ただ、まだこのはてなブログのシステムや言葉の意味が今一わからず、もっと研究しなければと思うのですが、最近息子に聞いても、「もっと頭を使って自分で考えて」と言います。おまけに私が何かしゃべる時も、「ただ口から発するのではなくて、脳みそを経由させて」と言いはなちます。

 先日アカデミー賞ドライブマイカを見て今一ピンと来なかったので、息子にその映画を見て感想を聞かせてと言い、一緒に見ることにしました。息子はとてもいい映画だと言っていました。ただ西島秀俊さんの結構長いラブシーンを見る時は、何か複雑な気分ではありました。それにしてもあれだけ評価された映画を見てもあまりピンとこないのは、私の感性が衰えてきているのでしょうか。

 息子は進撃の巨人が大好きで、ドライブマイカーを見るのも付き合ったからと、私が少し頭を使うように、奥の深いアニメだからと毎日2話づつ見させられています。これも内容が今一私には難しいです。しかし、まだまだ話は続きます。

 

 「好きな街」は江ノ島が好きですね。2回ほど行きました。子供達と1度、その何年か後で、夫と私の両親の4人でも行きました。長い橋を渡ると細い坂道が続き、突き当たりに江ノ島神社があります。道の両側にはお店が沢山あります。向かって左側に千円均一のお店があり、そこで陶器の猫の置物を買ってきました。その猫は今、庭の石の上で鎮座して道行く人達を眺めております。私はどうしても江ノ電に乗りたくて、1人で行ってきました。本当に家と家の間を縫うように走って行くんですね。1度降りて長谷寺に行ってみました。あじさいの頃は綺麗でしょうね。鎌倉高校前という駅はよくドラマに出てきますが、すぐ裏手は墓地になっていて驚きました。江ノ島で1泊し美味しいお刺身を沢山食べました。夫はその時に食べた生しらすの味が忘れられないとよく言います。夫は今体調を崩して入院しています。絶対治して生シラスを食べにもう1度江ノ島に行きたいです。

 松潤陽だまりの彼女という映画に江ノ島が出てきます。海の岩場で助けられた猫が、助けてくれた少年に恋をして、人間になって彼の前に現れるというファンタジーです。とっても綺麗な映画です。

 たしかに江ノ島の公園に猫がいっぱいおりました。そういえば昔読んだ本で、雌猫が男と暮らしているところに、その男の彼女がやって来て一緒に住むようになります。雌猫はその男が大好きで、女にすごく嫉妬します。やがて女は雌猫の意地悪に耐えきれず家を出て行きます。その時、雌猫は勝ち誇ったように女を見送るのです。猫ってそんな気配はありますよね。我家ではココちゃんというゴールデンチンチラを飼っていました。息子が親に内緒でバイトで稼いだ金で買って、こっそりと2階で飼っているところをある日発見しました。息子はその猫を置いて東京に行ってしまいました。宅急便で送ってやろうかとも思いましたが、結局16年間飼いました。血統書付きの猫なのに、我家に来るとなぜか、野良猫化します。私の父が亡くなり、母が同居するようになった時、母が玄関を入ろうとするとココは玄関に長々と横たわり母を威嚇していました。「シャー」と、僕の方がこの家では長いんだよとばかりに。母が廊下を通ろうとした時も意地悪に通せんぼをしていました。猫って何か犬と違って一物を持っていますね。

 鎌倉と言えば、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台です。三谷幸喜さんの脚本のせいかわかりやすいです。頼朝の死後、二代将軍となったのが、21歳の嫡男、源頼家だったのですが、まだ若く将軍としても人間としても未熟なため、有力御家人たちは、頼家の権限を制限するために、13人の合議制を導入したと最近買った本に書いてありました。正直、この時代は源頼朝義経くらいしか記憶になかったですが、勉強になります。日本の歴史を振り返っても、とにかく戦いの連続です。

 

 93歳の母がショートから帰って来ました。この頃は私の顔を見ると「具合悪い」と頻繁に言います。お医者さんに連れて行くと血液検査は異常ないと言われます。数字には出ないけれど、本人にとってはどうしようもなく具合が悪いのだと思います。ポータブルトイレも自力では無理になってきたので、呼び出しのベルを買いました。母が押すと私の横で「いらっしゃいませ」と音声が流れます。夜中に3回「いらしゃいませ」1回は水、吸飲み枕元に置いてあるのに… 2回はトイレ

 今日もまた「いらっしゃいませ」母と私の戦(いくさ)はまだまだ続きます。

  ☆いらっしゃいませ!